"この本には普通のアトピー性皮膚炎の患者さんが体験すると思われる「つらく・悲しく・絶望を感じる・そしてあきらめる」ということが記述されています。一
般的にアトピーは死ぬ病気ではないし、もっとひどい病気で苦悩している人が大勢いるとか言われますが、この本を読めばそんなことを言える人はいなくなるで
しょう。アトピー性皮膚炎がどういう症状を引き起こし、どのようにつらく、悲しく、苦悩の日々が悶々と永久に続いていくのか、的確にわかりやすく表現され
ています。また実際のアトピービジネスについても実名を上げ批判されています。P127には「重症アトピーのメッカ・土佐清水」に重症の弟が治療に行き、
うちの弟にとってはまさに「命の恩人」だったとの記述があり、具体的な治療方法や費用が説明されています。P197には著者が治療に行った「北のアトピー
天国」薄場皮膚科の治療や治療費について、やはり具体的な記述があり参考になります。薄場皮膚科は残念ながら最後に説明なしにステロイドの飲み薬が1日2
錠7日分出されたのでがっかりしたと記述されています。二つの病院が特記してありますが、著者が弟の「命の恩人」の土佐清水病院に行かない理由は自由診療
で費用がかさむことと、P206に記述してある薄場皮膚科では「食事制限」がないことが理由のようです。土佐清水病院では「動物性脂肪」を除去する和食を
食べるよう指示があるためで食事が問題のようです。
この本には現状のアトピー治療の問題点や、独自治療で全国的に有名な二つの病院の治療方法と治療金額まで具体的に実名で記述し「どうすればいいんだ」という患者の切実な気持ちが表現されています。
私は和食が食べれる方は土佐清水病院に行かれたほうがよいと読みとりましたが、悩んでいる方は一度よく読んでみて下さい。"